2020/12/18
皆さん、こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験のすべての受験に
精通する受験指導のプロ 児玉です。
関越自動車道で30時間以上、
立ち往生されている人たちは、
ほんとお気の毒ですね。
早く除雪作業が進むことを
望むばかりです。
さて、いよいよ明後日からＳＴでは
冬期講習がはじまります。
それにむけて3者面談も毎日、
開催中です。
面談のお部屋には、これを置いて
除菌して、コロナ対策も万全です。
その中であるお父さんが面談で、
中３の息子さんにしびれるような
ことを言われましたので、紹介いたします。
「君がもし、第一志望の○○高校に、奇跡的に
合格したとしよう！そのときは、今の勉強時間を
3年間、続けられる覚悟はあるのか？もし、
それができなければ、○○高校入っても
落ちこぼれるぞ！！」
と言われました。
これは、まさにその通りだと思います。
自分の今のレベルよりもランク上の
高校に合格したら、そのランクになる
ために努力した以上の努力の継続が
必要だということです。
例えば、灘高校を受験して合格したと
しましょう。それは良かったことなのですが、
その合格がゴールだと勘違いする子や親御さん
が多いのです。
高校合格がゴールだと思っている生徒は、
入学したら、急に勉強をやめるのです。
それは、高校入試がゴールだと勘違いして
いるからなのです。
高校入試で受験勉強を頑張っていると
思いますが、実は、その頑張りが、高校では
普通にできないといけないのです。
それを3年間続けて、はじめて○○高校に
合格した意味があるのです。
そして第一志望校の大学に合格できるのです。
簡単にいうと、今、受験勉強で費やしている時間
と同じだけ勉強しないと高校では落ちこぼれる
現実があります。
それは、なぜなのか？
中学に比べて、学ぶ知識の量が圧倒的に
増えるからです。
その量をこなすには、受験勉強の時間では
足りない生徒もいるでしょう？
実際に高校では、中学の10倍の知識量です。
これは、あくまで進学校の話です。
実業系では、また事情が異なります。
ということは、
高校受験で、長時間勉強することに
慣れる必要があります。
慣れるということは、これを高校3年間も
続ける必要があるのです。
これをやめると大変なことが起きます。
どこにも進学ができない。
ボーダーフリーの大学に進学することに
なります。
進級できない可能性が出てきて
不登校、中退とさまざまな、最悪な
パターンになることも予想されます。
もし、こういう最悪なパターンに
おちいってしまった方は、一度、
私にご相談ください。
何かお役に立てると思います。
しかし、そうならないためには、
高校受験がゴールという意識を
捨てて、スタートだという意識に
切り替えていただけたら幸いです。
ということで、
今日はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んでいただき、ありがとう
ございました。
